2012年4月26日木曜日

小児肥満の解消ー運動好きの子供に育てて :肥満について


三重大学教育学部保健体育講座の冨樫健二教授は「小児肥満対策、1に運動・外遊び!」として、子供のころから外で遊ぶ運動習慣を身に付ける重要性を強調した。

 米国のスポーツ体育協会のガイドラインでは、ほぼ毎日最低でも60分の外遊びや運動をし、その中には息が弾むような運動を15分、と規定されている。「運動の好き嫌いは体力値とも関係してくる。
将来のメタボ・リスクを減らすためにも、子どもの時から外で遊び、体を動かすのが楽しいと思える環境を整えることが大切」(冨樫教授)

 肥満度が高いほど体力が低く、小児メタボの発症頻度は、小学校6年生で高度肥満となるのが3人に1人と報告。標準体重20%以上の肥満傾向児(12歳)の割合を都道府県別にみてみると、東北、北海道など北の方が高い。

 一方、脂肪エネルギー摂取率でみると、むしろ北の地域は摂取率が低い。ところがさらに歩く歩数で比較すると、北海道、東北など冬閉ざされる北の方が身体活動量が低かった。

 ということは?。「子どもの肥満は、身体活動量に大きく左右されるのではないか。身体活動量が低下すれば消費エネルギーが減少し、結果として肥満に進展していく」と冨樫教授。肥満やメタボを予防、改善するうえで、大事なことは、体を動かすのが好きな子どもに育てること。

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